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2023/5/28
2019年を最後に参加できていなかった「Tokyo Handcraft Guitar Fes.」に久しぶりに出展しました。
今回の展示会でも、お陰さまでとても充実した時を過ごしました。
出展するたびに声をかけてくださる人が増え、なんとも有り難いです。
少しずつ当工房を知ってくださる方が増えている手ごたえを感じました。
わざわざ会いに来てくださった方、友達を誘ってくださった方、お店の方、初めてお会いする方、他の製作家の方などなど、楽器を作っているからこそこんな風に様々な方とお付き合いできることの役得を今回も噛み締めました(笑)
家の周りはなんとものどかで呆けてしまいそうですが、東京で頂いた刺激を染み込ませて、また新たな気持ちで制作に励みたいと思います。
ありがとうございました。
2022/7/14
先日、「隣の広報室」さんに取材して頂いた記事が、「TIMELESS WEB MAGAZINE」というWeb情報誌に掲載されました。
素敵な写真とともに紹介していただいてますので、よかったらご覧ください。
https://timeless-mag.co.jp/
2022/3/31
以昨年くらいから書き始めた「note」が、最近ようやく記事がたまってきました。
楽器制作や、物作りについて思うことを書いています。
よかったら覗いてみてください。
2022/3/31
以前工房を取材していただいた際の映像を、今回新たに編集していただきました。
今回は実際にギターを制作している際の雰囲気が伝わるような映像に仕上がっています。
編集作業は妹の連れ合いのメディアアーティスト、鈴木紀之によるものです。
動画はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=cinwP9uAXrk&t=439s
2022/2/19
Martin 00-28,14フレットジョイントのモデルをコピーした作品です。
バインディングをカーリーメイプルに、ロゼッタもメイプルとローズウッドのものにしたりと、細部はいくつか変更しています。
自分が考えたものとは異なるデザインをなぞることは、刺激と学びを与えてくれるものだなと実感します。
小ぶりなボディですが低音も軽くはならず、00サイズの個性を持ちながらも、豊かに鳴るものができたと思います。
2022/03/07
5Aグレードのハワイアンコアを使用したテナーウクレレを製作しました。コアの虎杢とアバロン貝のインレイとでシンプルながらも贅沢な雰囲気の一本となりました。
2021/11/21
通常のRooモデルとは違い、ヘッドとボディにFlowe Vine(花唐草)のインレイをあしらってみました。
工房にて試奏していただけます。
2021/10/08
ETTのギタリスト渓さんに向けて制作したクラシックギターです。
トップはジャーマンスプルース、サイドバックはインディアンローズウッドです。トップの塗装のみシェラックにしています。
スケールは渓さんのご要望で少し短めの640mm。小さな手の方でも弾きやすいものになっていると思います。
ほかにもブリッジの弦を通す穴を通常の6個でなく12個にしたり、ネックにカーボンロッドを使用したりと、いろいろ工夫してみました。
2021/10/08
クラシックギターのサンプル用として制作した作品です。
トップはシダーですが、サイドバックは地元の工務店の木材倉庫に眠っていた南洋材で、樹種は不明。とても重く、杢目も美しいので試しに使ってみましたが、いい音がしていると感じます。
当工房のクラシックギターは、ボディ形状はサントス・エルナンデス、内部構造はロマニリョスを参考にしています。
装飾はなるべくシンプルなものを心がけてみました。
工房にて試奏していただけます。
2021/08/6-8
10/3の名古屋市新栄町 103にて、当工房のギター展示&Ettライブが行われました。
ギター展示は、特設カフェも併設され思いのほか多くの方に足を運んで頂き大成功でした。訪れていただいた方々から貴重なご意見も頂けたりして、楽器を弾く人との直接の交流は大切だなあといつも感じます。
ETTは私が長野でギター制作の修行をしていたころからずっと好きな音楽ユニットです。好きな音楽を奏でるミュージシャンの方が、私の作った楽器でその音楽を奏でてくれる。なんてありがたいことなんだろう。
会えたらいいなと思っていた人に、人との不思議な縁の繋がりでほんとに会えることもあるんだなと、偶然か運命か、あるかないかわからない何かに感謝する日々です。
2021/08/6-8
8月6‐8日に福岡のイムズホールにて開催された【2021 福岡ギターショー】に出展しました。
1日だけ在廊できたので、コロナ禍にもかかわらず、懐かしい方や初めての方、馴染みの方などなど、いろんな方とお話ができて刺激をいただきました。ミュージシャンの方や、同じ個人作家の方とのお話もとても勉強になった気がします。
より多くの方に手工ギターの魅力を知って頂くためにもやはりこういったイベントは貴重な機会だなと感じます。
2021/07/ 3
N-gothic custom (German Spruce / African Blackwood)
ホーボーズさんに納品致しました。白いジャーマンと真っ黒なアフリカンブラックウッドが高級感を醸し出しています。なんだか月夜の深い森のような、繊細な倍音と深みのあるどっしりとした音色に感じます。
2021/06 /6
GD-cw custom (Sitka Spruce / Indian Rosewood)
ドレッドノートタイプのボディシェイプには、フローレンタインカッタウェイが合うように感じる(とりあえず現時点では)。
豊かな低音が出ています。
2021/05/28
R-cw custom (Ceder / Honduran Rosewoo)
ムイラピランガという紅い材がアクセントになって全体の雰囲気がまとまったように思います。紅い材を塗装すると艶めいて何となく色気が出るなと思ったりしますw
このギターから新たに、ネック塗装のみオスモカラーという天然塗料を使用しています。極薄のオイル塗料でマットで自然な仕上がりが見た目と手触りともに気に入っています。
2021/02/26
Rom custom (Sitka Spruce / African Mahogany)
ヨシダ楽器香椎浜店に納品した楽器になります。前の一本と同じようにシンプルな装飾に仕上がっています。色染めしていない無垢のマホガニーの色とリボン杢が、明るくてレスポンスの良い音色と調和してよい雰囲気に仕上がったと思います。
2021/02/26
Rom-cw custom (Sitka Spruce / Indian Rosewood)
福岡のヨシダ楽器伊都店さんに納品いたしました。
装飾をシンプルに、またトップ材のグレードを落とすなどして価格を抑えました。ですが仕上げや音色に関しては妥協せずに製作できました。インディアンローズウッド材はバランスの良い倍音と深みの感じが出るのでやはり安心できる材です。
2021/01/18
Rom-cw custom
東京はお茶の水の楽器店、ホーボーズさんへ納品いたしました。
外観はシンプルで美しく、使用する材は最高の品質のものを、というコンセプトで製作しました。よい雰囲気の楽器に仕上がったと思います。
2021/01/09
Rooo-sb custom
完成しました。サンバーストモデル。黄色からこげ茶、黒へのグラデーションが美しく出てくれたと思います。鹿児島のお客様のもとへと旅立ちました。
2020/10/30
ヨシダ楽器伊都店にオール桑ギター、納品してきました。
地元九州産の山桑を使用したギター。柾目で取れる大きな材はなかなかありません。パリッとした中に温かさのある、素敵な楽器に仕上がりました。年を経て深いあめ色に変化していく様も楽しみです。
2020/09/23